腰痛の大きな原因は加齢がきっかけ

加齢によって腰痛は起きやすくなる

腰痛の原因は背骨の変形や筋肉疲労、筋力低下、腰への負担などがあります。こうした原因を作っている大きな要因は加齢による体の老化です。

 

つまり、加齢は筋肉や骨の変化といった、腰痛を起こす条件をととのえる間接的な原因となります。

 

腰痛で悩む人は年齢が上がれば上がるほど多くなり、50代と60代以上は特に多いです。そのため、年齢にともなう骨や筋肉の変化を知ってできる限りの対策をとるのが腰痛予防には必要になります。

 

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加齢による骨の変化

椎体の間にある椎間板は体重を支えるクッションの役目をしています。

 

椎間板には多量の水分が含まれていて、生後の赤ちゃんなら90%、成人でも80%は含んでいるのが通常です。

 

しかし、年齢を重ねると椎間板に含まれる水分量が減ってしまい、70歳を超えると65%ほどになります。

 

椎間板の水分が減ると弾力性が失われ、クッションとしての役目も十分に果たせないのです。

 

結果として、亀裂ができやすくなったり変形しても元に戻らなくなります。

 

椎間板が傷つき本来の機能を果たせないと、背骨の機能そのものが衰えたり神経障害につながるのです。

 

骨密度の低下

加齢による骨の変化でもうひとつの重大な問題が骨密度の低下です。

 

骨密度というのは骨のカルシウム含有量をあらわすもので、骨量ともいいます。

 

骨密度は20歳から40歳ごろまでをピークに、その後は年を重ねるごとにドンドン減少するものです。

 

年間に1〜3%ほど減少していき、25%落ちると、骨のもつ圧迫、負荷に対する抵抗力が半減します。

 

つまり、加齢によって骨密度が低下すると骨が弱くなり、ひびや骨折も起こりやすくなるのです。場合によっては圧迫によって骨がつぶれることもあります。

 

筋力の低下

加齢と骨密度の低下は筋力も衰えさせます。

 

筋肉の減少や筋力の低下は早ければ20代から始まりますが、特に背骨を支える背筋は衰えやすいです。

 

特に40〜50代になるとそれまで以上に急激に背筋は衰えます。

 

背筋は若い人でもメニューを選んで意識的に鍛えないと強くならないため、衰え始める前に積極的に鍛えておくのが望ましいです。

 

また、背筋に限らず、筋力がおちると運動不足や活動量の減少につながります。そのまま運動をしないとさらに筋力低下をまねくのです。

 

腰の痛みがあるときは身体を休ませるものですが、動ける状態になったときまで筋肉を使わないと筋力低下による再発につながり、悪循環に陥ります。

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