腰痛の原因となるストレス

心の疲れが原因の腰痛

腰痛は骨や筋肉の異常が原因となるものが大半ですが、病院に行っても異常が見つからないケースもあります。

 

昔は原因不明の慢性腰痛と言われていたものの、最近はストレスによる心の疲れや精神疾患が原因となって腰痛になることがわかっています。

 

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筋肉の緊張や疲労

「大勢の人の前で話さないといけない」など、誰でも少なからず緊張する場面では心もストレスを感じます。

 

この時、普段は使われていない筋肉も不自然に緊張してしまうため、血行不良から筋肉疲労になることも珍しくありません。

 

緊張が解けた翌日に背中や腰の痛みが起きるのは、精神性の筋肉緊張から疲労と痛みにつながっているわけです。

 

自律神経の乱れ

仕事や人間関係などの日常的なストレスも腰痛を起こす原因になります。

 

ストレスをうまく発散できずにため続けると自律神経のバランスが乱れて、緊張したときと同じように血行不良や筋肉の緊張をまねきます。

 

日々のストレスは一時的に緊張するのとは違って常に体に負担をかけるため、結果的に腰痛も起こしやすく慢性化もしやすいのです。

 

過剰なストレスは心の病気を発症する危険もあるので、適度なストレス発散は欠かせません。

 

「休日はゆっくり休む」「大好きな趣味に没頭する」「適度に運動する」「お風呂でリラックスする」「睡眠の質をあげる」など、自身の生活スタイルに取り入れやすいストレス発散法を選んでためこまないのが大切です。

 

また、昼夜逆転生活や暴飲暴食などは、自分が感じていなくても体にとってはストレスとなっています。

 

「昼間寝るのがスキ」「心おきなく食べるのがストレス発散になる」という人は、発散しているつもりが逆効果となっているかもしれません。

 

生活のリズムを正して健康的な食生活をおくるほうが、腰にとっても体にとっても健康につながります。

 

精神疾患による腰痛

うつ病に代表される心の病気も腰痛を起こす原因となります。

 

ストレスの時と同じく、自律神経の乱れや緊張、それにともなう筋肉疲労が痛みのきっかけです。

 

パニック障害のように激しい動機や息切れの症状をともなう精神疾患の場合は、身体をうまくコントロールできないまま全身の筋肉が使われて痛みに変わります。

 

病気を特定できている場合は、抗うつ薬などを使った薬物療法での治療が可能です。

 

心の状態がダイレクトに腰の痛みを起こすこともあるため、病気を治すのが腰痛の治療につながります。

 

ただし、精神疾患は薬のみで完治させるのは簡単ではないので、心理療法やカウンセリングといった他の治療もかかせません。

 

ストレスを原因とする腰痛と違って病気ごとに様々な治療法がありますが、発症のきっかけがストレスであることも多いため、予防の意味でもストレス発散が大切です。

 

老化による腰痛が中高年に多いのに対して、心因性の腰痛は働き盛りの若い世代のほうが発症リスクは高くなります。

 

特に生真面目な人や努力家の人など、心の病気になりやすい人ほど注意が必要です。

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