椎間関節症による腰痛

関節がすり減る椎間関節症

椎間関節症とは、文字通り椎間関節の変性によって起こる腰痛です。椎間関節同士のかみ合わせが悪くなったり、接合されている部分が傷つくことで腰の痛みを起こします。

 

椎間関節の変性は靭帯や腰の筋肉にも悪影響をおよぼし、筋肉の緊張やコリ、慢性的な鈍痛につながります。

 

椎間関節症による腰痛が慢性化すると血液循環も悪くなるため、症状が長引くほど痛みも感じやすくなります。神経が過敏な状態では小さな刺激でもひどい腰痛に襲われるので注意が必要です。

 

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椎間関節症の原因

椎間関節症は加齢・老化現象による椎間関節の変形が大きな原因です。老化による腰椎の変性を原因とする腰痛ですから、変形性腰痛症の一種であり病態のひとつといえます。

 

年齢を重ねると椎間関節同士のスキマが狭くなるため、関節が互いにぶつかる状態になります。関節がぶつかりあうと、徐々に摩耗したり表面が傷つき炎症を起こすのです。

 

また、椎体にみられるトゲ状の骨(骨棘)ができる場合もあり、周りの神経を刺激して痛みにつながります。

 

若い人も注意!

椎間関節の変性は老化が大きな原因となりますが、長時間同じ姿勢が求められるデスクワークや重労働の仕事をしているなら、若い人でも椎間関節症になる可能性はあります。

 

腰の骨だけでなく筋肉にも同様に負担がかかっている恐れがあるため、筋組織の損傷による腰の痛みも発生要因となりえるのです。

 

椎間関節症の症状

椎間関節症の主な症状は腰痛で、起床時や動作の開始時に痛みやすい点は変形性腰椎症と同じです。が、痛む範囲や部位に違いがあります。同じような鈍い痛みを起こす変形性腰椎症と比べて、前かがみよりも反り返った時に痛みを感じやすいです。

 

動いていると痛みがやわらぐ点も変形性腰椎症と共通していますが、痛みが腰全体ではなく左右のどちらかに偏っているケースも多々あります。

 

場合によってはお尻や足にまで痛みがあらわれることもありますが、症状が下半身にみられる時は違った病気の恐れもあるので早めの受診が重要です。

 

たとえお尻や足に痛みがなくとも、腰の右側だけ(左側だけ)痛いという場合は椎間関節症を疑って画像検査を受けるのがいいでしょう。

 

手術必須という類の腰痛ではないものの、鈍痛は慢性化してずっと続きます。そのため、早めに治療するのが望ましいです。

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