腰痛に対するカイロプラクティックの効果

カイロプラクティックの効果と注意点

腰痛は湿布やコルセットを使って自分でケアしたり、病院での治療で治すのが一般的ですが、もうひとつの選択肢としてカイロプラクティックがあります。

 

カイロプラクティックは海外では医療として認められている場合があるものの、国内では資格などの制約もなく誰でも施術可能です。

 

そのため問題点も多く、腰痛治療に利用するなら注意すべき項目もたくさんあります。

 

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カイロプラクティックの効果

カイロプラクティックは神経の働きを正常にし、自然治癒力を高めることを目的としておこなう治療です。骨格と筋肉矯正の2つを基本とし、脊椎の中枢神経の回復をはかります。

 

腰痛にたいする効果は、ぎっくり腰などの急性腰痛や椎間板ヘルニアによる痛みの緩和、再発防止です。

 

薬物療法や手術といった医療レベルの治療ではないため、誰でも受けられる点がカイロプラクティックのメリットになります。

 

カイロプラクティックの問題点

カイロプラクティックは日本においては民間療法の域をでず、腰痛の原因によっては悪化するケースも多いです。

 

たとえば、骨粗鬆症や感染症が腰痛の原因になっている場合は、カイロプラクティックによって腰の痛みがひどくなったり骨折の危険もあります。

 

その他、分離症や悪性腫瘍、側弯症といった腰痛も、カイロプラクティックによって悪化する危険が高いです。

 

また、腰痛の原因は骨や筋肉以外の場所にあることも少なくないため、カイロプラクティック一択の治療では、危険な病気を見逃すリスクもあります。

 

カイロプラクティックでは画像検査をして骨の状態を確認したりはしません。ですから、体のどこに異常があるかを確定させた上での治療とはならないのです。

 

信頼できる治療院の見極め

カイロプラクティックそのものは効果がある治療法ですが、国家資格などはありません。そのため、施術師がきちんと勉強しているプロか、何の知識も持っていない素人なのかを見極めるのが困難です。

 

信頼の基準のひとつとして、学位があります。カイロプラクティックは大学で学位を取得できるので、治療を受けるなら確認必須です。

 

しかし、学位を取得していても治療方針やその他の面で問題が多い治療院もあります。

 

問診をせずに治療をはじめたり、不明瞭な治療費、必要のないサプリメントの販売など、問題点はさまざまです。

 

そのため、よほどの事情がない限り最初からカイロプラクティックを受けるのは避けて、病院で腰痛の原因を明らかにするのがいいでしょう。

 

カイロプラクティックによる治療が有効な場合でも、冷静な判断で治療院を探すのが大切です。行ってみなければ良し悪しはわかりませんが、一度でも行けば通うべきかはわかります。

 

くれぐれも、悪化した治療院に繰り返し通院するのは避けましょう。

 

カイロプラクティックによる腰痛の悪化例は病院での悪化例とは比較にならないほどあるので、基本的にはおすすめできる治療法ではありません。

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