腰痛時の病院の選び方・上手な受診の仕方

腰痛の時は何科を受診する?

腰痛が起こった時は、まずはじめに整形外科を受診します。背骨やその周辺に原因のある腰痛の場合は整形外科が専門として診てくれるからです。

 

しかし、腰痛は腰以外を原因として起こることも珍しくないため、原因がハッキリわからないこともあります。その時は整形外科以外の病院に行かないといけません。

 

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病院の選び方

腰痛は心因性や内臓系の病気などで起こることもあります。しかし、最初から自己判断で整形外科以外を探しては原因も見つかりにくいです。

 

腰や背骨に異常がある腰痛が一般的ですから、あくまで最初は整形外科を受診して背骨や腰に異常がないのを確定させます。

 

その上で、受診した整形外科から総合病院や他科を紹介してもらうのが大切です。ハッキリした原因が見つからない時に、さまざまな可能性を考慮して検査や紹介をしてくれる病院選びが必要になります。

 

受診のタイミング

急性期の激しい腰痛の場合はすぐにでも病院へ行き、原因を調べてもらうのが大切です。慢性腰痛で悩まされている場合は、日常生活の見直しを徹底すれば病院に通う必要はありません。

 

ただし、回復・再発を繰り返すなら病院に行く必要があります。自己診断は病気を見逃す危険もありますし、家庭での対処法が間違っている可能性もあるからです。

 

悪化の原因が自身の対処法にあったというケースもあるので、再発時が病院へ行くひとつの目安になります。

 

問診の重要性

病院を受診すると最初に行われるのが問診です。病院ではさまざまな検査機器がありますが、それらは問診によって病気が疑われた時に、診断を確定するために使われます。

 

検査へ進むにしても医師が病気を疑うにしても、問診がないと何も始まりません。ですから、医師の質問に答えるのは当然として、自身が気になる症状はきちんと伝えるのが重要です。

 

具体的に話す

問診では医師の質問に答える形もありますが、あまり詳しく聞かれないケースもあります。聞かれなかったからといって何も言わないと病気を見逃す恐れがあるので、自分から具体的に話せる準備も必要です。

 

  • いつから痛みだしたか
  • どの程度の痛みか
  • どのあたりが痛いのか
  • きっかけは何か
  • 痛みは強くなっているのか
  • 腰以外で痛む場所はないか
  • 下半身に違和感はないか

 

以上のような点は積極的に伝えるようにしましょう。

 

あわせて生活習慣についても伝えておくと安心です。特に、デスクワークや運送業など、腰に負担のかかる仕事をしている人は、生活習慣から腰痛の原因が見つかることもあります。

 

神経的な症状

骨の変形がある腰痛では、神経的な症状があるかどうかが重要です。背骨にある脊柱管は、体内の臓器につながる神経が通っています。

 

背骨の変形によって脊柱管に異常が起きると、腰痛以外にもシビレやマヒといった症状が起こるのです。

 

神経障害を放っておくと、排尿や歩行といった日常動作も困難になります。ですから、腰とは関係ないように思えても神経的な症状がみられるなら伝えておくのが大切です。

 

特に、高齢者は体の動きを年齢が原因と考えがちですが、自分で決めつけずに背骨や神経の異常も疑うようにしましょう。

 

過去の病気やケガ

昔かかった病気やケガがあれば、あわせて伝えておくのも必要です。骨の変形はゆっくりと時間をかけて進行するケースもあるため、現在の腰痛が過去の病気やケガを原因としている可能性も否定できません。

 

病原菌によっては何年も潜むことがあり、注意が必要です。中には数十年たってから脊椎炎症のきっかけになることもあります。

 

ですから、自分では些細なことだと感じても、過去の病気やケガがあるなら医師に伝えておきましょう。

 

治療に頼りすぎないのも大切

病院を受診するときは、治療だけに頼りすぎない心構えも必要になります。治療の中心は保存療法で、生活改善も含まれるからです。

 

処方される薬も症状に対するものであって、腰痛の原因を治すものではありません。

 

そのため、通院期間中であっても自分でできる腰痛対策に取り組むのが大切です。医学的な治療と家庭療法を上手に組み合わせるのが、早期回復・再発防止につながります。

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