ぎっくり腰の原因

さまざまな原因で起こるぎっくり腰

突然、激しい腰の痛みに襲われる急性腰痛症の代表格がぎっくり腰です。ぎっくり腰は筋肉や腰椎の損傷が主な原因ですが、どの部分が損傷するかは人によって変わります。

 

また、日常生活に潜む原因も人それぞれ変わってくるので、ぎっくり腰そのものの原因も多数考えられるのです。

 

様々な原因があるからこそ経験する人も多く、有名な急性腰痛症となっています。

 

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筋肉の損傷が原因

ぎっくり腰は「急性筋肉性腰痛症」や「腰椎ねんざ」といった呼び方をすることもあります。同じぎっくり腰であっても、損傷ヶ所の違いから呼ばれ方が変わるわけです。

 

「急性筋肉性腰痛症」と言われる時は、筋肉が引き伸ばされたり切れたのが原因のぎっくり腰になります。

 

一方、「腰椎ねんざ」の場合は、筋膜の損傷が原因です。

 

筋肉・筋膜の損傷はどちらも単に「ぎっくり腰」と表現されることもあります。いわゆる肉離れでもあるため、「腰の肉離れ」もぎっくり腰の原因です。

 

腰椎の損傷

ぎっくり腰は筋肉・筋膜の損傷が主な原因ですが、二次的に腰椎の損傷が起こることもあります。

 

椎間間接や靭帯、椎間板などに損傷が広がると、それらが原因となりえるのです。

 

ぎっくり腰の原因となる背骨の損傷

 

また、椎間板の損傷が悪化すると、髄核が飛び出して神経を圧迫することもあります。これが椎間板ヘルニアで、ぎっくり腰から発症する可能性も否定できません。

 

生活上の原因

ぎっくり腰の原因である筋肉や筋膜の損傷は、日常の何気ない動作をきっかけに起こります。たとえば、重たい荷物を持ち上げたときや顔を洗うときなどの姿勢が代表例です。

 

いつもと変わらない動作なのになぜ突然起こるのかというと、筋肉が緊張していたり疲労がたまっているからです。

 

自分では意識していなくても筋肉疲労は毎日起こっており、睡眠や運動、栄養などで回復をしています。

 

しかし、運動不足や悪い姿勢といった腰への負担が続くと、回復スピードが追い付かずある日突然キャパオーバーになるのです。

 

結果として、普段と変わらない動作でも不意に筋肉の損傷が起こりぎっくり腰になります。

 

筋肉疲労は「長時間同じ姿勢をとる」「ゆがんだ骨格からの負荷」などでも起こるので、ぎっくり腰が不意に起こる原因も色々なところにあるのです。

 

注意力の低下

ぎっくり腰は注意力が低下している時も起こります。よくあるケースはクシャミをした時です。

 

日常生活で過剰に意識していなくても、動作ごとに必要な筋肉は必ず使われています。ですが、注意力が低下している状態では、本来使うべき腹筋や背筋が働かず腰だけに不必要な力が加わってしまいます。

 

そのため、腰や背中の筋肉が不自然に伸びたり切れてぎっくり腰になるのです。

 

激しいスポーツ

若い人やアスリートがぎっくり腰になる原因は激しいスポーツや運動にあります。

 

腰のひねりやねじれを短時間で何度も繰り返したり、急な負荷で腰にダメージをあたえるのはぎっくり腰の原因です。

 

また、動きそのものが激しいものでなくても、長く運動不足だった人がいきなり体を動かすと腰に大きな負荷がかかり、ぎっくり腰を起こします。

 

運動やスポーツを原因とするぎっくり腰では、椎間板や靭帯が損傷するケースもあるため注意が必要です。

 

ぎっくり腰が慢性腰痛の原因になる

ぎっくり腰は、痛みがひどくても応急手当をして安静にしていれば自然に治ります。しかし、痛みが激しい急性期を過ぎてもしばらくは慢性痛が続くものです。

 

慢性期は体を動かすのも大切ですが、痛みを我慢して無理をすると再発する危険もあります。

 

回復・再発を繰り返すとぎっくり腰にはならなくても、常に鈍い痛みがつきまとう慢性腰痛の原因にもなりえるのです。

 

ぎっくり腰の原因となる動作や姿勢への注意へも必要ですが、発症後に二次的な腰痛を起こさないように気をつけましょう。

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