腰痛を悪化させない立った時・歩く時の姿勢

慢性期に動くときの注意

急性期の激しい腰痛は痛みで動くこともままなりませんが、痛みが緩和される慢性期なら体を動かしても問題ありません。

 

しかし、慢性期であっても腰に気をつけて行動しないと悪化、再発の恐れがあります。

 

立つ・歩くといった普段は何も意識しない動きであっても、腰を守りながら慎重におこなうのが肝心です。

 

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立つ時の姿勢

脊柱はゆるやかにカーブしているのが正常な状態ですが、立ったときの姿勢が悪いとカーブが崩れて腰への負担も大きくなります。

 

鏡やガラスを見ながら、自身が立っている時の姿勢がどのようになっているのかを把握しておくのが姿勢を正す基本です。

 

猫背の人は腹筋がゆるんでいて、お腹が支えるべき力を腰の筋肉に負担させています。

 

逆に、お腹が突き出ている人は、背中から腰まわりまでが反り返り重心がズレて脊柱のカーブも後ろよりになっています。

 

どちらも腰にかかる負担が大きく腰痛の原因になりますから、意識せず立っている状態がどちらかに該当するなら改善が必要です。

 

正しい姿勢で腰を守る

アゴを引いて背すじを伸ばし、おなかを引き締めた正しい姿勢は、それだけで脊柱を自然にカーブさせます。

 

正しい姿勢は辛いというイメージもありますが、普段使っていない筋肉を使うために辛く感じるだけで、腰にとってはやさしい姿勢なのです。

 

お腹に力を入れたり胸を張ることで正しい姿勢になりますが、重心を日頃から意識しておくと姿勢が直しやすくなります。

 

立ったときに頭の先から足に向かって重心が体の中心にくるようにすると、自然と正しい姿勢ができます。

 

背すじを伸ばしたりかかと側に体重がいくことを意識しすぎると背中や腰が反ることもあるので、長く悪い姿勢だった人は重心を意識することから始めましょう。

 

歩くときの姿勢

歩くときは正しく立った状態がくずれないのが大切です。

 

ヒザを曲げたりすり足で歩くと、徐々に背中が丸まり前かがみになってしまいます。出した足はかかとから着地して、地面をけるようなイメージで正しく歩くのがポイントです。

 

また、背中を意識しすぎると、反り返った姿勢で脊柱のカーブに後ろから力を加えながら歩くことになります。ハイヒールや厚底の靴など、地面をけりにくい靴で起こりやすい姿勢なので、腰痛持ちの人は靴選びも重要です。

 

腰が心配なら、スニーカーに代表される歩きやすい靴を履いて背中が反らないようにしましょう。

 

自分が歩いているときの姿勢は確認しにくいですが、ショーウインドに映る姿を見たりしてチェックするのが大切です。

 

立っている時と同じく、重心がどこにきているかを意識しながら歩くと姿勢もキレイになります。

 

正しい歩き方がクセになれば、腹筋や背筋も引き締まって腰にムダな力が加わりません。腰痛予防にくわえて筋力低下や肥満解消にも役立つので、正しい姿勢で歩けるようにしましょう。

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